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税金ブログ / 退店後の申告

夜職を辞めた年も確定申告は必要?退店・転職・廃業で整理したいこと

公開:2026年11月1日 / 税理士豊臣

夜職を辞めて、昼職の生活が始まった。お店との連絡も減るので、税金のことは終わった気になるかもしれません。でも、その年に働いた分の申告や、事業を終える場合の手続きは、別に確認が必要です。

退店したことだけで、その年の申告が不要にはなりません

所得税の確定申告は、原則として1月1日から12月31日までの1年間の所得をまとめて計算する手続きです。2026年の途中で夜職を辞めた方は、辞めるまでの収入を含めて、2026年分の申告義務を確認します。

夜職の収入が給与だったのか、業務委託の報酬だったのか、退店後にどんな収入があるのかで確認事項が変わります。「今は昼職だけ」「お店では税金を引かれていた」という理由だけで、手続きを終えたことにはできません。

お店に連絡が取りやすいうちに、年分の資料を集める

  • 給与なら源泉徴収票、報酬なら金額と差引項目がわかる明細
  • 最後の精算書と、未精算の報酬がある場合の内容
  • 同じ年の別のお店や昼職、配信などの収入資料
  • 仕事の経費と、その年の控除に関する資料
  • 過去の申告書と、これまでに提出した届出の控え

退店月と最終入金月が違う場合は、いつの仕事の報酬なのかも整理します。通帳の入金日だけで所得の年分を決められるとは限らないため、明細と精算の仕組みがわかる資料を残してください。

昼職へ給与の源泉徴収票を渡して年末調整を受ける場合でも、業務委託の報酬まで同じように年末調整されるわけではありません。給与と報酬の書類を分けて確認しましょう。

「一つのお店を辞めた」と「事業を廃止した」は別

お店を辞めても、ほかのお店で働いたり、配信などの事業を続けたりする場合があります。退店しただけで、一律に事業全体の廃業届が必要と決めつけないでください。給与で働いていた方が退職する場合も、個人事業の廃業とは異なります。

個人事業そのものを終える方は、開廃業等の届出や、青色申告などの届出状況を確認します。国税庁の現行案内では、個人事業の開廃業等届出書の期限は、その事実があった年分の確定申告期限までとされています。古い説明の期限をそのまま使わず、対象年と現行の手続きを確認してください。

インボイス・消費税の状況も、一緒に確認

インボイス登録や消費税の申告をしていた方は、所得税の届出だけで手続きが終わると思わないようにしましょう。課税事業者が事業を廃止した場合の消費税の事業廃止届出書など、別の手続きがあります。

登録の状況、事業を本当に全部終えたのか、残っている取引や資産があるかで確認事項が変わります。この記事だけで申告不要や登録失効の日を判断せず、届出とその年の申告をまとめて相談してください。

引越しや連絡先の変更後も、通知を確認できるように

退店と一緒に転居する方は、税務関係の文書がどこに届くか、過去に依頼した税理士との連絡先も確認します。納税地の変更は、申告書への新しい納税地の記載など、国税庁の案内に沿って対応します。

申告後に納める税金や、過年度の確認が残ることもあります。今の生活費と納付予定を分けて整理し、納付が難しい見込みなら、期限前から相談を進めましょう。

LINEには、退店後も続けている仕事があるかを教えてください

2026年○月に夜職を辞めました。以前の収入は給与・業務委託・不明で、今は昼職・配信・仕事なしです。開業届・青色申告・インボイス登録はあり・なし・不明です。必要な申告と届出を確認したいです。

最初の連絡に住所や個人番号を送る必要はありません。資料が揃っていなくても、持っている書類の種類から教えてください。

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退店・移籍時に確認したい資料 / 給与と報酬の掛け持ちの申告

参考資料と対象年

2026年11月1日確認。2026年中に退店・事業廃止した方の整理を中心に説明しています。過年度の申告や届出は、その年の制度と個別状況で確認します。

国税庁:No.2020 確定申告

国税庁:No.2091 納税地等の異動・事業廃止の届出関係